美味しいコーヒーの淹れ方
1 まずは、「適正なコーヒー豆の分量」を守ることが大切です。
【コーヒー豆の分量】
「1杯分・・・12g・2杯分・・・20g・3杯分・・・28g」が目安
(※)水の分量の目安:1杯分・・・約130cc
2 ペーパーフィルタに入れたコーヒー粉を平らにします。
【コーヒーの豆知識】
お店で、生豆から焙煎してもらったコーヒー豆(粉も同様)は、冷凍室・庫(※)で保管していただければ、酸化スピードが遅くなり、長い期間、美味しくいただけます(10日以内であれば常温保管でも美味しくいただけます。)。
※ 冷蔵庫で保管すると、コーヒー豆(特に粉)は脱臭効果があり、冷蔵庫の臭いを吸収ししてしまい、コーヒー本来の香り・味が損なわれます。
3 お湯を沸かしてポットに入れます。適温は80~85度がお薦めです。
寒い時期は、サーバーとカップに、余ったお湯を注いで温かくしておきます。
4 コーヒー粉にお湯を少量注ぎますと、コーヒー粉が膨らんできます。30秒余りほどそのままコーヒー粉を蒸らします。
コーヒー粉が膨らむということは、その豆が本当に新鮮である証拠です。
【コーヒーの豆知識】
☆ コーヒー粉を入れたフィルターにお湯を注ぐ際に、コーヒー粉にすり鉢状の穴を作ります(コーヒー全体にお湯が浸透するため。)。
☆ 蒸らしの際に、下に落ちたコーヒーは一旦、捨てます(※)。
※その理由は、コーヒーの雑味を除くため。ただし、雑味がお好きな方は同コーヒーを試飲してみて適量を入れるなど、工夫すると更に好みに合った味になります。
なお、これは焙煎コーヒー豆を購入するお店で、その場で生豆から焙煎したコーヒー豆を使用する際に効果のある方法です。
5 蒸らしが終わったら、お湯を少しずつ注いでいきます。コーヒー粉が限界まで膨らみ切ったところで、注ぐのを止めて、膨らみが落ち着いてきたら、最初と同様にお湯を少しずついれます。これを繰り返し行います。
6 サーバーに人数分に応じた量のコーヒーとなった場合、フィルターにまだお湯があっても、フィルターを取り除きます。
これで完了です。香り豊かな、コーヒー本来の味をゆっくりとお楽しみください。